ねことここちよく暮らす

世界のねこ図鑑

No.031
起源 : 
1987年
体重 : 
3~5kg
原産国 : 
米国
気質 : 
忍耐強く寛容
別名 : 
なし
異種交配種 : 
ロングヘア、エキゾチック、ブリティッシュ・ショートヘア、アメリカン・ショートヘア
原種 : 
救出されたイエネコ、ロングヘア、エキゾチック、ブリティッシュ・ショートヘア、アメリカン・ショートヘア

No.031 セルカーク・レックス

◎ 歴史
予期しない突然変異はつねに起こるものだ。一般の関心が高まれば新しい種が作出されていく。セルカーク・レックスは猫種のリストに最も最近記載された種の1つである。1987年、モンタナ州のキティー・ブラウンが経営するペットの救済所 For Pet's Sake で雌のキャリコの子猫が産まれた。この子猫は、7匹の兄弟の中で唯一カールした毛とヒゲを持っていた。ブリーダーのジェリ・ニューマンに引き取られ「ミス・デペスト・オブ・ノーフェイス(ペスト)」と呼ばれたこの雌猫は、交配後6匹の子猫を産んだが、そのうち3匹の被毛がカールしていた。これにより、レックスの被毛を生む遺伝子が優性であることが判明した。ペスト自身がこの突然変異の遺伝子の出所と考えられている。そして、戻し交配などの品種改良を重ねた結果、この雌猫が長毛とポインテッド模様を作る劣性の遺伝子を持っていることも明らかになった。近くのセルカーク山脈にちなんで命名されたこの猫種は、現在TICAに公認されている。
◎ 特徴
この猫種は誕生した瞬間から、柔らかでビロードのような被毛がはっきりとカールしている。カールはその後いったん消えて、8~10ヵ月でまた現れる。しっかりとカールした被毛は毎日の手入れが必要だが、コーミングやブラッシングをしすぎると(特に入浴させた後)、カールがとれてしまう。この忍耐強くのんびりした気質の猫種は、体の構造に関しては、ブリティッシュ・ショートヘアに最もよく似ており(特に脚の長さ)、ビロードのような短毛種と、より印象的な長毛種の2種類がある。なお、他のレックス種には、猫を衰弱させる病気の存在が知られているが、セルカーク・レックスにそのような障害があるかどうかはまだ分かっていない。セルカークは他のレックス種とは異なり、その特徴が優性遺伝なので、遺伝子プールを広げるための異種交配では、半数の子猫がレックスになる。
(出展)弊社ネコ・パブリッシング発行「フォーグル博士のCATS」より抜粋
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