ねことここちよく暮らす

世界のねこ図鑑

No.025
起源 : 
1975年
体重 : 
2~4kg
原産国 : 
シンガポールと米国
気質 : 
愛情深く、内省的
原種 : 
論争中
異種交配種 : 
なし
別名 : 
なし

No.025 シンガプーラ

◎ 歴史
この猫種の名前は、「シンガポール」を意味するマレー語に由来する。1975年、ハル&トミー・メドウズがシンガポールからこの猫を米国に持ち込んだ。現在、登録されているシンガプーラはすべて彼らの繁殖計画から生まれた猫たちである。シンガプーラは猫種として公認され、1988年にはチャンピオンを競うショーの開催が認められた。この猫種はヨーロッパにも渡ったが、F.I.Fe もGFCCFもこれを認めていない。トミー・メドウズがバーミューズやアビシニアンを繁殖させたことから、これらの猫がシンガプーラの作出に使われたと主張する声が上がったのである。現存するシンガプーラはまだ2000匹以下で厳しい猫種登録の基準は、この猫種にとっては不利であるとの意見もある。
◎ 特徴
ネコ科の中でも最も小型の猫で、温和でおとなし気質である。セピアと呼ばれる色合いのティックド・タビーの被毛が特徴で、これが唯一公認されている。シンガプーラの気質、身体的特徴は、環境の中で必然的に形成されたものと考えられる。原産国とされるシンガポールでは、ほとんどの猫が野生で夜行性である。注目されない猫ほど繁殖しやすいもので、この小型で鳴き声が小さく、おとなしい猫が自然発生したのもそのためである。遺伝子の相違によるものか食事に恵まれているせいか、西欧のこの種の猫はシンガポールの「下水溝の猫」よりも大きいのがふつうである。こうした事実などから、シンガポールの野生の猫は、シンガプーラの原種ではなくて、新種を生み出すうえでのヒントになっただけと考える人々もいる。
(出展)弊社ネコ・パブリッシング発行「フォーグル博士のCATS」より抜粋
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