ねことここちよく暮らす

世界のねこ図鑑

No.020
起源 : 
19世紀以前
体重 : 
2.5~4kg
原産国 : 
日本
気質 : 
鋭敏
手入れ : 
ほとんど必要なし
原種 : 
飼い猫
異種交配種 : 
なし
別名 : 
なし

No.020 ジャパニーズ・ボブテイル

◎ 歴史
言い伝えによれば、999年に中国から日本列島に猫が連れて来られてから500年間は、猫を飼うのは貴族だけだったとされている。しかし実際には、それより数百年も前に日本に到来し、広く一般に飼われていたのである。アジア大陸から日本に移り住んだ初期の猫の中には、切り株のように切れた尾を持つものがいた。そのため、日本に存在した限られた遺伝子プールの中で、切れ尾の劣性遺伝子が猫たちの間で増えていったのである。1968年に米国のブリーダー、エリザベス・フリーレットが日本国外で初めて繁殖計画に着手した。この猫種は、北米では公認されているが、英国ではまだ認められていない。
◎ 特徴
陽気で心優しいこの猫種は、非常に魅力的な飼い猫といえるだろう。古い美術作品にはジャパニーズ・ボブテイルの祖先が登場している。この猫の最も際立った特徴である8~10cmの短い尾が当時と変わっていないのには、迷信が一役買っていたのではないかと考えられる。日本では、二股に分かれた尾を持つ猫は、悪魔の化身であると信じられていたのである。普通の尾を持つ猫が迫害されることはあっても、尾の短い猫が増えていったのかもしれない。ボブテイルは、有名な手招きをする猫「招き猫」として、日本各地で見かけられ、幸運のシンボルとして人気がある。
(出展)弊社ネコ・パブリッシング発行「フォーグル博士のCATS」より抜粋
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