埼玉県・前玉神社の看板ねこ Story.01

埼玉県・前玉神社の看板ねこ Story.01
古墳群でも有名な埼玉県行田市に位置し、浅間塚と呼ばれる古墳の上に建立されている、前玉神社。境内には浅間神社、明治神社、天神社、恵比寿様も祀られています。
県内でも歴史の長い神社に数えられ、ご祭神は前玉彦命・前玉姫命の二柱で、女神と男神が一緒に祀られていることから、恋愛成就や夫婦円満、縁結びの祈願に訪れる人が多い前玉神社。
この前玉神社が、ねこがいる神社として広く知られるようになったのは、数年前。4匹のねこが、この神社に住み着くようになってからのことです。
一番長くこの神社にいるのは〝きなこDX(デラックス)〟。彼女はある日突然、何の前触れもなく、上の宮から社務所まで参拝者を案内してきたといいます。宮司さんも初めてみたねこだったそうですが、そのままどこにも行かず神社に住み着くことになりました。
もともとは、ご近所の飼いねこだったのが、〝ガガ〟。飼い主さんは他のねこも飼っていたので、「他のねこに遠慮したのでは」ということか、前玉神社に居ついてしまったのだそうです。そしてそのまま、飼い主さんも公認したうえで神社に住むことになりました。
〝さくら〟もある日突然現れ、この神社にいるようになりました。当初は、人馴れしていなく塩対応だったそうですが、最近は自分から近づいていくようになったそうです。 そして4匹目の〝ミント〟は職員さんの飼いねこで、テリトリーが林の中なので、あまり社務所付近には姿を表さないため、幻ともいわれ会えればラッキーな存在です。
Story.02へ続く>>

写真&文/近藤浩之

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)