魅惑のトルコを巡るねこ旅 歴史と文化の交流点イスタンブール

魅惑のトルコを巡るねこ旅 歴史と文化の交流点イスタンブール

動物愛護先進国で暮らすねこたち

大陸をヨーロッパ側とアジア側にを隔てるボスポラス海峡を有する、トルコ最大の都市イスタンブール。現在のトルコ共和国は、戦乱と繁栄の歴史が積み重なったうえに建国され、イスタンブールはユニークな文化を織り成す都市として知られています。また街を歩けばねこやいぬたちの日向ぼっこに遭遇する都市でもあるのです。

トルコではイスラム教の考えからねこに対して優しいとも言えますが、法律がしっかりと整い、国がねこやいぬの保護に力を入れているからと現地の人が教えてくれました。2004年に動物保護法が制定され、彼らとの共生の道がより開かれています。

さらに2021年には、“ペットと地域で暮らす動物との差を無くし、彼らがモノや商品としてでなく生き物として社会に認められていくこと”を目的とした改正法、「動物の権利法」もできたそうです。生息数増加などの課題はあるようですが、トルコは動物愛護先進国として真摯に動物と向き合いっているのです。きっとこれらの考えや法律など、個人個人だけでなく国や行政としても見習わなくてはいけない点でもあります。

写真&文/鈴木純平

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